2012/09/04

SKETCHTRAVEL



SKETCHTRAVELの日本版、買いました。
これは面白い。
ホントに。

発案者は、ピクサー社で働く日本人 堤大介氏。
”Ice Age”や”Robots”などを手掛け、ピクサーにヘッドハンティングされ、”TOY STORY3"のアートディレクターを務めた人。
すげー人。
ザックリ言うと、71人の世界レベルのイラストレーターに落書きを描いてもらい、それを手渡しで繋ぎ1冊の作品集にして、それをチャリティオークションにかけよう というプロジェクト。
真剣な遊びですな。

4年半かけて、スケッチトラベルは完成。
売り上げは「ラオスに図書館を建てる」を実現させるため、識字教育を推進する国際的な非営利団体Room to Readに寄付されるんだそう。

ルールはシンプル。
 ・1アーティスト=1ページ。
 ・スケッチブックはアーティストからアーティストへ手渡しする事。
 ・スケッチブックを損傷するような技法・用具の使用禁止(裏写りするするようなインクは×)。

日本からは松本大洋氏、森本晃司氏、福島敦子氏、寺田克也氏、堤大介氏、そして宮崎駿氏が参加。


WOWOWのドキュメンタリーを見て、見終わった瞬間に予約してしまった。
ほぼ日刊イトイ新聞でも、糸井重里さんとの対談が記事になっています。
この対談もなかなか面白い。



これは堤さんが作った、「スケッチ・トラベル」を紹介する短編アニメ。



オークションも当初の予想を倍以上の価格(約750万円!)で落札され、フランス語版、英語版、日本語版で書籍化された物も好調な売れ行きで、現在は図書館を6館作れるほどの売上になっているんだとか。

やってることもスゴけど、内容がスゴい。
一度手にとって見ることをオススメします。
WOWOWのドキュメンタリー見てましたが、裏話が半端じゃない。
ほぼ日刊イトイ新聞の対談でも載ってますけが、さすが世界的なアーティスト。
再放送やらないかなー。

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